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ガラスコーティングした車にワックスを塗ってもいい?使用するワックスによってはNG

公開日:2021/06/01   最終更新日:2021/06/07


愛車にガラスコーディングしたけど、その上からワックスかけてもいいのかとお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。ネット上でも同様のお悩みに対して、いいといっている業者もあれば、ダメだといっている業者もあって迷ってしまいますね。そこで本記事では、ガラスコーティングした車にワックスを塗るのはいいのかどうかを解説していきます。

ガラスコーティング後にワックスを塗っても問題はない

結論からいいますと、ガラスコーティング後にワックスを塗るのは問題ありません。しかしいくつか注意したいポイントがありますので、そちらについて解説していきたいと思います。

1つめは、使用するワックスの種類を見極めることです。ワックスとコーティング剤には相性があり、ワックスの種類によってはコーティングの耐久年数を下げてしまったり、効果を半減してしまったりするものもあります。これにつきましては次の章で、ガラスコーティング後に塗っても問題のないワックスをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

2つ目は、コーティング後1週間はワックス塗りを控えることです。ガラスコーティングは塗布後2時間ほどで表面から硬化しはじめ、だいたい12時間で乾きます。しかし完全に固まるまでには約1週間を要しますので、この間のワックス塗りは控えましょう。ガラスコーティングが完全に固まっていないままワックスを塗ってしまうと、コーティングの効果が充分に発揮されません。

3つめは、汚れを落とした後に行うことです。汚れをそのままにして、ワックスを塗ってしまうとワックスで汚れを固めてしまいます。汚れはしっかり落としてからワックス塗りを行いましょう。

ガラスコーティング後に塗っても問題ないワックス

ではここからは、ガラスコーディング後に塗っても問題のないワックスをご紹介していきます。ガラスコーディング後に使用しても問題のないワックスは、溶剤が含まれていない、研磨剤が含まれていない天然成分由来のものです。一般的に売られているワックスの多くには、石油系の溶剤が含まれています。これは灯油と似たような成分で、コーティングにダメージを与えてしまう可能性があります。

具体的にはガラスコーティングが剥がれやすくなる・ガラスコーディングの効果が発揮されなくなるなどです。一般的なカーワックスには、傷が消える効果がありますよね。そういったワックスには研磨剤が含まれています。研磨剤が入ったワックスで車を磨けば小さな傷は目立たなくなりますが、それはワックスを塗ると同時に塗装を削っているからです。つまり、研磨剤が入っているワックスを塗るとコーティングがはがれてしまいます。

ワックスを上塗りしたい理由

みなさんがガラスコーディングの上にワックスを上塗りしたいと考える理由は「ツヤが落ちてきた」「汚れが付着しやすくなった」「撥水性が落ちてきた」「シミが付いてしまった」などでしょうか。

こういったお悩みは、ガラスコーティング施工後に定期的なメンテナンスを行えば解消されるでしょう。次の章でガラスコーティングを長持ちさせるメンテナンスの方法をお伝えしていきます。

ガラスコーティングを長持ちさせるには

「ガラスコーディングは〇年間持ちます」と宣伝されていますが、それには最適なメンテナンスが必要です。最適なメンテナンスを行っていれば、想定されている耐久年数よりさらにも長持ちする場合もあります。ここからは、ガラスコーディングを長持ちさせるための方法をお伝えしていきます。

1つめは、定期的に洗車をすることです。汚れを長期間放置しておくとコーティングの膜に汚れがこびりついてしまい、コーディングの膜を損壊させてしまいます。コーティングの膜に汚れがこびりつき、洗車では取れない汚れになる前に定期的に洗車を行いましょう。最適な洗車の頻度は、車の色または屋内駐車なのか屋外駐車なのかで異なります。屋内駐車をしている白やシルバー系の淡色車は月に1回・黒やダークブルーなどの濃色車は月2回、屋外駐車をしている淡色車は週に1回・濃色車は月2回が最適な洗車の頻度です。

2つめは定期的にコーティングメンテナンスを行うことです。いくら定期的に洗車を行っても、どうしても車は汚れてしまいます。普段の洗車で落ちない汚れは、最低でも1年に1回ほどコーティングメンテナンスを行って落としましょう。コーティングメンテナンスは、コーティングの膜の上に付いた洗車では取れない汚れを落としてくれる施工法です。コーティングを施工してもらった店舗で実施するのが一般的です。

 

ガラスコーティングした車にワックスを塗る場合は、天然成分由来のものを選びましょう。石油系の溶剤や研磨剤が含まれているワックスを使用してしまうと、コーディングが剝がれてしまう、効果が発揮されないなどのトラブルが発生する恐れがあります。また、コーディング施工後に定期的な洗車やコーディングメンテナンスを行えばコーディングの効果が充分に発揮されますので、ワックスを塗る必要はなくなるといえるでしょう。

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