ベンツにコーティングは必要?メリットなどもご紹介
ディーラーなどに、ベンツのコーティングをすすめられたことはないでしょうか。ベンツは塗装強度が優れている車のため、必要性に疑問を持つ人も一定数いるようです。
今回は、ベンツのコーティングのメリットや費用、おすすめのコーティングをご紹介します。コーティング選びで迷っている方はぜひ参考にしてください。
ベンツのコーティングをするメリット
ベンツにはかならずしもコーティングが必要なわけではありません。コーティングは、一定期間汚れをつきにくくするための技術です。
ただ施工して終わりではなく、効果の維持のためには定期的なメンテナンスが欠かせません。それでも、コーティングがおすすめできるメリットがあります。順番にみていきましょう。
見栄えが良くなる
ベンツは高級車とされ、所有者も状態を綺麗に保ちたい方が多い車種です。塗装強度も最高水準の車で、3工程の塗装に数回クリア塗装の上塗りを施されています。
国産車は3~5層のコーティングが一般的なところ、ベンツは7回塗装です。そのため耐久性が非常に高く、コーティングなしでもある程度綺麗な状態を保てることがわかります。
しかし、メンテナンスを怠るとほこり、砂、花粉、などの汚れが付着してしまうため、ボディの色はくすみがちになってしまいます。汚れの付着を防ぐためにも、コーティングは必要と言えるでしょう。
洗車しやすくなる
コーティングすると、水で洗うだけでもある程度の汚れは落とせます。頑固な汚れもスポンジで軽くこするだけで落ちることがほとんどなので、洗車が非常に楽になります。
さらに、ベンツはホイールや下回りなどに、ブレーキダスト汚れが多量に付着しやすい車種なので頻繁な洗車が欠かせませんが、コーティングするとブレーキダストの汚れも水だけで簡単に落とせるようになります。
査定額が上がりやすくなる
コーティング施工歴は買取り査定の際にプラス評価になります。納車時から定期的にコーティングをしていた場合、していない場合に比べて非常に状態が良好です。特に錆汚れの評価が査定額に与える影響は大きいと言えます。
ベンツのコーティングにかかる費用
コーティングにかかる費用は、コーティングの種類とベンツのサイズによって変わります。施工業者やコーティングの耐久性にもより、一概にいくらと言えるものではありません。
ポリマーや固形ワックスは安価な代わりに耐久性が低く、ガラスやセラミックは耐久年数が長い一方でかかる費用は高額になります。
ベンツのコーティングには、仕上がりが美しく耐久性にも優れているガラスがおすすめです。参考までに、具体的な価格をご紹介します。
固形ワックスコーティング
安価ですが、熱に弱く雨で流れてしまいます。1,000~3,000円で施工でき、持続するのは1~2週間ほどです。
ポリマーコーティング
ワックスよりは長持ちしますが、油脂汚れや花粉、排気ガスなどが付きやすく、熱や酸性雨によってはがれやすいです。1,000~3,000円で施工でき、持続するのは2~3ヶ月ほどです。
ガラス系コーティング
持続性、防汚性に優れ、光沢感が強く出せます。40,000~60,000円で施工でき、持続するのは1~2年ほどです。
ガラスコーティング
ガラス被膜を作ってコーティングするため、持続性、防汚性がさらに優れています。光沢感が強く仕上がりが美しいですが、費用はその分高めです。50,000~150,000円で施工でき、持続するのは3~5年ほどです。
セラミックコーティング
硬度の高いコーティング被膜を作るため、汚れだけでなく傷もつきにくく耐薬品性にも優れています。持続期間も長めですが、費用は高額です。100,000~200,000円で施工でき、持続するのは5年ほどです。
ベンツのコーティング施工業者の選び方
実際にベンツのコーティングを依頼する時、ディーラーや施工業者を検討することになります。ディーラーはコーティングに関しては専門外であり、依頼しても委託業者が施工するのが殆どなのが実情です。
ディーラー以外でコーティングが施工できる業者として、コーティング専門店、車用品店、ガソリンスタンドが挙げられます。
コーティング専門店は料金が高めの傾向にありますが、専門店らしく技術の高いスタッフが揃い、仕上がりの美しさは特筆すべきポイントです。カー専門店は簡易メニューに限り請け負っている場所や、提携業者に外注している場合などさまざまです。
ガソリンスタンドは、安価で手軽にコーティングを依頼可能です。最近は、ガソリンスタンドに併設しているコーティング専門店もあります。
まとめ
ベンツのコーティングについて紹介しました。ベンツにコーティングをするメリットは大きいです。美しさを保ちメンテナンスをしやすく、査定価格も上がります。
施工を依頼できる業者は、専門業者からガソリンスタンドまでとさまざまです。費用はある程度かかりますが、予算と仕上がりのバランスを考え、ぜひコーティングを検討してみて下さい。