ガラスコーティングは自力で行える?施工方法と注意点を確認しよう!
愛車を傷や汚れから守るためにガラスコーティングしている方も非常に多くなってきています。そこで費用を抑えてガラスコーティングするために、「自分でコーティングすることはできるのだろうか」と考える方も少なくないかもしれません。今回は自力で車をガラスコーティングする方法と、その注意点について詳しく解説していきます!
ガラスコーティングを自力で行う方法
まず、自力で車をガラスコーティングすることなど可能なのでしょうか。結論からいうと「可能」です。基本的に、コーティングの道具とその知識があれば自力でもガラスコーティングをすることは可能になります。
ガラスコーティングを行う際の大まかな流れは以下のようになります。下地処理、コーティング、メンテナンスです。知識と道具がありこの流れで作業を行えば、業者に依頼することなく、コーティングは完成します。
初めに「下地処理」について説明します。ガラスコーティングにおいて最も重要な工程といっても過言ではありません。処理には、洗車道具・イオンデポジット除去絵剤・鉄粉除去剤・鉄粉除去用粘土・コンパウンド剤・脱脂剤・コーティング用スポンジ・マイクロファイバークロスが必要になります。
さらに作業環境としては、直射日光が当たらない場所、水道があること(電動ポリッシャーを使う場合)、電源があることが前提となっています。これらがそろったことを確認してから、洗車を始めましょう。
また鉄粉が残っているとコーティング性能が充分に発揮できないため、必ず除去しましょう。イオンデポジット(塗装表面の白っぽい水垢)も専用の薬剤で除去しておきましょう。
そして、コンパウンド剤で磨くことで小さな傷を消し、表面を滑らかにします。最後に再び洗車を行い、脱脂剤で表面に残った油分を除去したら下地処理は完了となります。
続いて「コーティング」です。専用のスポンジを用いてコーティング剤を塗布します。ムラができないように確認しながら行いましょう。最終確認後半日から1日ほど乾燥させます。表面が硬化するまでは濡れないような場所に保管するようにしてください。
最後に「メンテナンス」です。施工後は定期的にメンテナンスを行った方が車はキレイな状態が長持ちします。洗車機を使用するとコーティングが取れてしまう可能性がありますので、手洗いによる洗車をおすすめします。
自力でガラスコーティングを行う際の注意点
では自力で車のガラスコーティングを行う際の注意点について2点ご紹介します。
まず1つ目に「硬化まで濡らさないこと」です。コーティング終了後の完全に乾く前に濡れてしまうと、ダメージを受けてしまい再びコーティングが必要になることがあります。そのようなことはなんとしても避けたいですよね。必ず、完全に乾くまでは屋根のある乾燥した場所で保管しておきましょう。
しかし、直射日光のあたる場所ですと水や溶剤が蒸発してしまう恐れがあります。そのため、直射日光を避け、かつ濡れない場所で作業をしましょう。
続いて2点目に「下地処理・確認を怠らないこと」です。先ほどご紹介した通り、下地処理は非常に多くのステップがありコーティングの完成度を大きく左右する工程です。最後に、キレイに完成させるために下地処理とその最終確認の工程で決して手を抜かないようにしましょう。
意外と難しいガラスコーティングは専門業者に依頼するのが無難!
これまで自力で車をガラスコーティングする方法に関してご紹介してきましたが、やはり実際はプロに依頼した方が仕上がりは確実にきれいになるでしょう。そのため、一定の費用が掛かってしまうことは紛れもない事実ですが、完成度や耐久性を重要視している場合にはコーティング専門店に依頼することを強くおすすめします。
コーティング専門店に依頼することのポイントは4つあります。まず1つ目に「施工実績の豊富なプロが手作業で仕上げる」ことです。コーティング専門店ではコーティングを熟知したプロがコーティングに最適な環境の下で施工を行うため、素人が行ったものとはかけ離れた完成度になっていることでしょう。
続いて2つ目に「ボディ研磨作業のレベルが高く新車のように仕上がる」ことです。研磨工程を専用のポリッシャーを用いて行うため、傷も新車のように仕上がり、腐食して白ボケした塗装もキレイに復元してくれます。
続いて3つ目に「コーティング塗布後の遠赤外線乾燥機による完全硬化」です。塗布面を60度まで上昇させることで、皮膜を強制的に乾燥させます。こうすることによって、乾燥しにくい冬場であっても、コーティングの効果不良を防止できます。
最後4つ目に「ガラスコーティングの種類が豊富」です。ガラスコーティングには複数の種類があり、駐車環境や洗車頻度、求める効果などによって適切なコーティング種類が異なってきます。
専門店では豊富なコーティングプランの中からお客様にとって最適なものをプロが選んで施工してくれます。そのため長期間キレイな状態を保てるといった期待ができます。
今回は、ガラスコーティングを自力で行う方法と注意点、そして専門店に依頼することの魅力について解説してきましたが、いかがだったでしょうか。実際車のガラスコーティングは自力で行うことも可能です。
しかし、工程が非常に多いことと注意すべきことが多くありました。また、専門店に依頼することで高クオリティのコーティングを行ってもらえます。今回の内容を参考にして、愛車をガラスコーティングしてみてはどうですか?