カーコーティングにかかる費用を安く抑える方法について解説!
車を購入したら、購入時のままのきれいな状態を維持したいと考えるものでしょう。車の美しさが劣化を防止する方法にカーコーティングがあります。しかし、一口にカーコーティングといっても、コーティング剤の種類や業者によって費用に差があるのです。そこで今回は、カーコーティングの費用を安くするコツを紹介していきます。
カーコーティングにかかる費用の目安
カーコーティングはしたことがないと、そもそもの費用の相場がわからないものです。数千円でできると予想している方もいれば、少なくとも数万円はかかると考えている方もいるでしょう。実際のところ、カーコーティングはどのような種類のコーティング剤を使うかによって費用の相場が異なり、価格の幅が広いといえます。安く済ませたいのであれば数千円からできるものもありますが、機能や持続性を重要視するなら数十万円が相場になるのです。
もっとも安価なコーティング剤はワックスで、1~2千円が相場です。ただし、効果の持続性は1週間程度。雨が降ればさらに短くなる可能性もあります。次にポリマーを使ったコーティングも比較的リーズナブルな価格となっており、1~3万円前後で施工できます。ワックスよりも施工費用が高くなりますが、1~3か月は効果を持続できます。
なお、年単位で効果を持続させたい場合は、ガラス系コーティング・ガラスコーティング・セラミックコーティングの3つを選択するとよいでしょう。ただし、ワックスやポリマーコーティングと比較すると施工費用は高額になります。
たとえば、ガラス系コーティングは5~7万円前後。ガラスコーティングは7~10万円前後。セラミックコーティングは10~15万円前後が相場です。高額に感じられるかもしれませんが、価格に応じて持続性が長くなります。ガラス系コーティングは6か月~1年、ガラスコーティングは3~5年、セラミックコーティングは5~7年は効果が持続するのが特徴です。
カーコーティングにかかる費用を安く抑えるためには?
カーコーティングはコーティング剤の種類でおおよその費用が決まります。そのため、高品質なコーティング剤を使用して、できるだけ施工費用を抑えられるのが理想でしょう。カーコーティングの施工費用抑えるコツは、コーティング剤の種類を変えることのほかに3つあります。
1つ目は、新車が納車されたらすぐに施工を行うことです。新車のボディであれば、汚れがほとんど付着していない状態となり、汚れを除去する下地処理の費用を削減できます。下地処理が不要になると3~5万円の費用削減につながります。
2つ目がWEB割引を利用する方法です。コーティング専門店の多くがWEB割引を実施しており、中には割引クーポンを配信しているところもあります。直接業者に持ち込んで依頼するよりも安価になるケースが多いため、事前にWEB割引がないかを確認しましょう。
3つ目が相見積もりを取る方法です。施工を依頼したい業者を2~3社選び、競合他社の見積もりを持って値引き交渉をしましょう。値引き交渉に応じてもらえるケースも多く、数万円ほど安くなる可能性があります。
安さだけでカーコーティング業者を決めるのはおすすめしない
カーコーティングをする際、できるだけ費用を抑えたいと考えるものでしょう。ガラスコーティングやセラミックコーティングをするとなると、数十万円かかるため、安価なワックスやポリマーコーティングを選びがちです。しかし、施工費用を抑えることだけを考えるのはおすすめできません。安価なコーティング剤は持続性がなく、すぐに効果がなくなってしまいます。
そのため、短いスパンで何度も施工しなければならず、長期的にみるとセラミックコーティングよりも高額な出費になる可能性があるのです。また、安価な施工をアピールしている業者にも注意しましょう。いくら高品質なコーティング剤を使用していても、施工技術が高くなければ効果を発揮できません。
施工品質の悪い業者の中には、設備投資・施工の工程を省くために熱乾燥を省略しているケースもあります。熱乾燥をしないと、コーティングの被膜が硬貨できません。結果としてすぐに劣化してしまうコーティングをすることになるのです。つまり、カーコーティングをする際は、価格だけでなく、業者の施工品質とコーティング剤の品質をチェックしたうえで、選ぶことをおすすめします。
一口にカーコーティングといっても、コーティング剤の種類や業者の施工品質によって仕上がりや効果の持続性が変わります。そのため、安さだけに注目するのではなく、本当に満足できるかどうか、長期的な視点で考えるのが大切だといえます。また、品質を維持したままお得にカーコーティングをするなら、新車をコーティングする、または相見積もりを取ったり、WEB割引を活用したりするのがおすすめです。