硬化型ガラスコーティングとは?特徴と効果、そして乾燥時間を解説!
神戸でカーコーティングを検討していませんか?車のボディは、あらゆるダメージに晒されているので、汚れや傷から守るためにボディコーティングが人気となっています。そこで本記事では、ボディコーティングのなかの1つ、硬化型ガラスコーティングについて紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
硬化型ガラスコーティングの特徴と効果とは?
硬化型ガラスコーティングは、車をきれいに保つというカーコーティング本来の目的を追求したコーティング方法で、販売されているカーコーティングのなかで最も性能と費用が高い製品です。
特徴は、コーティング被膜を硬化することで結晶化されたコーティング膜が形成され、傷・シミ・色あせ・酸化の外敵からボディを守ります。従来のコーティングと比較すると、ボディの輝きや硬さが向上して長期間、愛車を美しい状態に保て、寿命が長くなります。
頻繁にボディコーティングするのが面倒な場合にもおすすめの方法です。ガラスコーティングは、雨や洗車による影響は少なく、長期間にわたって車の艶や光沢を維持する効果があります。ガラスコーティングしていない車と比較した場合は、時間が経つにつれて、外観上の違いが実感できます。
また、水や汚れを強く弾くので、汚れが付いてしまっても取り除きやすく、洗車時に水で洗い流すだけで大丈夫です。
硬化型ガラスコーティングのメリット・デメリット
ガラスコーティングの1つ目のメリットは、コーティングによって車のボディの光沢が向上することです。
新車の場合はピカピカ度がさらに上昇します。くすんだ車体でも、ガラス特有の高級感ある艶が出るのでおすすめです。
2つ目は、他のコーティングと比較してみても寿命が長いことです一度硬化すれば、自然に剥がれ落ちないほど強度があります。耐熱性や耐擦り性能も高くなっています。
そのため、従来のコーティング寿命はおおよそ半年~1年ですが、ガラスコーティングの場合は、おおよそ3~5年間、塗装面を保護できます。
3つ目は、防汚性効果が高いので車が圧倒的に汚れにくくなることです。車の表面に硬化型の被膜が形成されて、塗装面に汚れがつき、浸食しにくくなります。
膜ができることで汚れを弾き、雨や水洗いで汚れが落ちていきます。
4つ目はボディに細かい傷が入りにくいことです。被膜によってボディが守られます。デメリットは、コーティング費用が従来のものと比較して割高なことです。従来のコーティングは3~5万円で施工できますが、ガラスコーティングは5~10万円ほどかかります。寿命や耐久性は高いですが、施工費用も高額です。
予算が十分に取れる場合は硬化型ガラスコーティングを検討してみても良いでしょう。また、硬化完了まで時間がかかるので、乾燥中の注意点を確認して、気をつける必要があります。
硬化型ガラスコーティングが乾燥するまでの時間
空気中の水分量(湿度)が適切でないと、コーティングの硬化に時間がかかってしまいます。
適切な湿度は約20~40%です。適切な湿度を保ちながら乾燥させても、完了するまでの期間は約3週間かかります。また、コーティングの乾燥は、接触乾燥・初期乾燥・完全硬化の3段階です。ここから順番に紹介していきます。
接触乾燥
塗料を塗布してから化学反応で塗膜を作ることを接触乾燥といいます。
2時間程度で乾燥が完了します。コーティング後すぐに塗装面を触らないようにしましょう。接触乾燥が終われば、塗装面に触れることも可能です。
初期乾燥
初期乾燥とは外と接する表面だけが硬化している状態で、表面硬化と言われています。
被膜内部まで完全に硬化している状態ではないので、車の扱いには注意してください。乾燥するまでに2~7日程度と少し時間がかかります。表面硬化中に水に濡れてしまうと、初期不良(キズや寿命の低下)が発生してしまいます。水に濡らさないように気をつけましょう。
完全硬化
完全硬化とは被膜が完全に乾くことで、約3週間~1か月かかります。
この間は、コーティング被膜が乾いていないため、シミや汚れが付着しやすい状態です。キズなどの初期不良を防ぐために、車が汚れるたびに洗車をすると良いでしょう。完全硬化が完了するまでは、カーシャンプーの使用は控えて下さい。
カーシャンプーに含まれている界面活性剤などの成分が、コーティングに悪影響を与える可能性があるので、洗車する場合は水洗いでの手入れを実施しましょう。
まとめ
硬化型ガラスコーティングは、従来のコーティングと比較して寿命が長いメリットがあり、傷・シミ・色あせ・酸化から車の塗装を守っています。水や汚れを強く弾き、汚れを水で洗い流すだけで簡単に取り除くことが可能です。また、ボディの輝きや硬さが向上し、車に光沢が出ます。一方で、コーディング費用が5~10万円程度と、従来のコーティングより高いといったデメリットがあるので、予算に余裕がある場合に検討してみてください。硬化型ガラスコーティングの乾燥は3段階あり、完全硬化までは約3週間~1ヶ月と時間がかかるので、仕上がりの目安として知っておくと良いでしょう。