車にはガラスコーティングを施す必要なし?施工効果について解説!
車に施すガラスコーティングには、汚れの付着や傷の発生を軽減させるなど、多くのメリットあります。しかし、車にガラスコーティングを施す必要性があるのか悩んでいる人もいるでしょう。そこでこの記事では、ガラスコーティングの特徴やタイプ、ガラスコーティングを長持ちさせるコツを紹介します。
車にガラスコーティングは必要?
そもそも、車にガラスコーティングは必要なのでしょうか?
結論として、「愛車を長い期間美しく保ちたい」と考える人には、ガラスコーティングがおすすめです。こちらでガラスコーティングのメリットとデメリットを比較しながら、必要性を確認してみましょう。
ガラスコーティングのメリット
ガラスコーティングは、車を美しく保つ手段のひとつです。車を美しく保つメリットとして、売却時の査定額が高くなる点が挙げられるでしょう。また、売却しない場合も「洗車が楽になる」といったメリットがあります。これは、ガラスコーティングによって汚れが付着しにくくなり、洗車にかかる手間や時間が短縮できるためです。
また、ガラスコーティングはその効果が非常に高い点も魅力。汚れが付着しにくいだけでなく、紫外線や雨、排気ガスに対しても強く、耐久性の持続期間も長いです。被膜が硬く細かい傷が入りにくいといったメリットもあり、美しい愛車に乗り続けたいと考える人におすすめといえるでしょう。
ガラスコーティングのデメリット
ガラスコーティングのデメリットは、費用と施工日数を要する点です。ガラスコーティングには10万円前後の費用が発生するため、予算が割けない人には不向きでしょう。また、愛車の美しさにこだわりがない場合、ガラスコーティングの必要性は低いです。
車のガラスコーティングにもタイプがある
車のガラスコーティングには3種類のタイプがあります。それぞれ「撥水タイプ」「親水タイプ」「滑水タイプ」です。こちらでタイプ別の特徴を解説します。
撥水タイプ
撥水タイプは、名前の通り水を弾く性能が高いガラスコーティングです。ワックスのような水の弾き方をするため、見た目の美しさにこだわりたい人におすすめ。欠点として、弾いた水をボディに付着させたままでいると、その部分がウォータースポットになってしまう点が挙げられます。ウォータースポットとは、水滴がレンズの役割を果たし、車に凹凸ができてしまう現象です。美しい見た目を保つには、弾いた水を早めに拭き取ることが重要といえるでしょう。
親水タイプ
親水タイプは、車のボディに膜を張り、かかった水を汚れと共にゆっくり落としていくガラスコーティングです。ボディの汚れを自動でクリーニングしてくれる効果があり、ウォータースポットもできにくい点がメリット。水の弾き具合は撥水タイプに劣りますが、それでも水をはける効果は高いです。
滑水タイプ
滑水タイプのメリットは、水切れのよさです。汚れを落とす能力は親水タイプ以上。セルフクリーニングが期待できるため、近年、需要が高まっているガラスコーティングです。
ガラスコーティングの効果を長持ちさせるには?
ガラスコーティングを施したあと、その効果を長持ちさせたいと考える人も多いでしょう。こちらでは、ガラスコーティングの効果を長持ちさせるコツを紹介します。
汚れたらすぐに落とす
ガラスコーティング後は、鳥のフンや虫の死骸に注意しましょう。放置をするのは危険です。生物が及ぼす汚れを放置すると、コーティング剤に侵食し、車の塗装に影響が出る可能性があるためです。汚れを見つけたら素早く洗車してください。洗車の時間がない場合でも、ティッシュペーパーなどで拭き取り、簡易的な処置をすることが重要です。
洗車方法に注意
洗車は可能な限り手洗いで行いましょう。洗車機を使用すると洗車傷がつき、コーティングが剥がれるケースも考えられます。また、洗車後は水分を充分に拭き取り、ホコリの付着を防ぐことも重要です。洗車の頻度は1~2週間に1度が理想。ボディの汚れをしっかりと水で流し、カーシャンプーを泡立てて洗いましょう。
カーシャンプーに注意
洗車にはカーシャンプーが必須です。しかし、ガラスコーティングの効果を低下させてしまうカーシャンプーに注意してください。使用を避けたほうがよいシャンプーは、「撥水シャンプー」や「水垢落としシャンプー」です。撥水剤や研磨剤が含まれるため、コーティングに悪い影響を与えかねません。ガラスコーティングを施した車の洗車は、カーシャンプー選びにも注意が必要です。
この記事では、ガラスコーティングの必要性やコーティング剤のタイプ、長持ちのコツを紹介しました。愛車の見た目を美しく保ちたい人にとって、ガラスコーティングの必要性は高いといえるでしょう。しかし、ガラスコーティングは決して安価なものではありません。施工後は、効果を持続させるため洗車方法に注意することも重要です。適切なカーシャンプーを選択し、正しいお手入れ方法でガラスコーティングを長持ちさせましょう。