車のガラスコーティングが剥がれてしまった!原因と対処法は?
「車のガラスコーティングが剥がれてしまったけど、原因が分からない」とお悩みではありませんか?コーディングが剥がれてしまう原因は、コーティング剤に含まれている成分が外的な影響を受けて弱ってしまうからです。こちらの記事では、詳しい要因を分かりやすくお伝えしていきます。対処法も伝えしていきますので、最後までご確認くださいね。
車のガラスコーティングが剥がれる原因
市場に出回っているほとんどのガラスコーティング剤は、必ずといっていいほど剥がれてしまいます。市販されているものに限らず、専門業者が使用している専用のもの剤も同様です。ガラスコーディングが剥がれてしまう原因は、コーディング剤に含まれている有機成分がさまざまな外的影響を受けて弱ってしまうことが原因です。ガラスコーディング剤には撥水のためのフッ素やツヤをだすためのシリコン、車体表面の小さいキズを埋める効果があるレジンなどが含まれています。
これらはコーティングの効果を発揮するために必要な成分ではありますが、残念ながら外的な影響を受けやすく、影響を受けてしまった部分から弱り徐々に剥がれてしまうのです。それではその外的な影響とはどんなものなのか、見ていきましょう。
まず1つ目は、熱があげられます。炎天下に長時間さらされると、ガラスコーディング剤に含まれているフッ素やシリコン、レジンなどが熱で損壊して弱くなります。破損した部分からコーディングが剥がれやすくなります。
2つ目の原因は排気ガスなどに含まれる有害な物質です。フッ素やシリコン、レジンなどは排気ガスなどに含まれる有害な物質で分解されて劣化してしまいます。
3つ目の原因は走行中に不本意にできてしまうキズです。飛び石などの影響でコーティングにヒビのようなものが入り、その部分から徐々に剥がれてしまいます。
4つめはメンテナンス不足が原因です。とりの糞などの汚れを長期間放置すると、コーティングの膜に汚れがこびりついてしまい、コーディングの膜を損壊させてしまいます。最悪、コーティングだけでなく塗装にまでもダメージを及ぼしてしまう可能性もあります。
コーティングが剥がれたままだとどうなる?
コーディングが剝がれてしまったかどうかは、目視で判断するのはなかなか難しいです。コーティングだけでなくクリア層が剥がれてしまった場合は目視で確認きるのですが、コーディングは目視できるほどの厚みがないからです。
クリア層とは車体の塗装を保護するために塗装の上に塗られている塗料です。クリア層が剥がれてしまった場合は、車の表面が白っぽく変化しますので分かりやすいです。車体にキズや汚れが付きやすくなった・水弾けが悪くなった・ツヤが無くなってきたと感じたら、コーディングが剝がれてしまったと判断し、早急に対処しましょう。
剥がれた時の対処法
もしコーティングが剥がれてしまった際は自分で直すか、専門の業者へ依頼するかの2つの方法があります。自分でおこなう場合は、市販のコーティング剤を使用されることでしょう。しかし市販のコーティング剤は、初心者の方でもできるようにコーティング剤の成分の質を下げられているものが多いです。そのため期待しているようなコーティングの効果は期待できないといえます。
また施工方法を間違ってしまった場合はムラができてしまったり、コーティングで汚れを固めてしまったりする恐れもあります。自分で市販のコーティング剤を使用しておこなおうと考えている方は、こういったリスクも踏まえたうえで施工するか、業者に依頼するかを良く検討しましょう。
業者に依頼する場合は熟練したスタッフがおこなってくれますので、上記で述べたようなリスクも考えなくて済みますね。店舗によっては現場を自由に見られる所もありますので、今後のために見て覚えるというのもいいでしょう。せっかく施したガラスコーディング、できれば長く保ちたいものですね。ガラスコーディングの一般的な耐久年数は3年から5年と言われています。しかしメンテナンスをしっかりおこなっていれば、一般的な耐久年数より長く保てる場合もあります。
逆にメンテナンスをサボってしまったら、想定の耐久年数より短くなってしまうでしょう。ガラスコーディングを長く保つためには、定期的な洗車で汚れを落とす、1年に1回は業者にコーティングメンテナンスを依頼するなどの方法があります。駐車場の環境はできるだけ屋内が望ましいのですが、それぞれのライフスタイルで難しい場合もあるでしょう。そこで屋外駐車の方の場合は、車体カバーを利用する方法もあります。車体カバーを利用すれば、直射日光や有害物質から愛車を守れますね。
車のガラスコーティングが剥がれてしまう原因と対処法をお伝えしてきました。コーティングが剥がれてしまう原因は、コーティング剤に含まれている有効成分が熱や有害な物質の影響を受けて破損してしまうことです。それを避けるにはできるだけこまめな洗車をおこなったり、屋外駐車の方は車体カバーを利用したりして、外的要因から愛車を守ることでしょう。